市川市の江戸川をまたぐ新しい橋として建設が進められていた妙典橋が完成し、26日、開通しました。
午後4時からの開通を前に妙典橋のたもとでは記念のセレモニーが開かれ、市川市の村越祐民市長らがテープカットをした後、詰めかけた市民が真新しい橋の渡り初めを行い開通を祝いました。
市川市高谷地区と妙典地区をつなぐ妙典橋は江戸川で分断されていた地域の利便性と外環道へのアクセス向上を目指して、2009年度から92億円余りをかけて建設されました。
妙典地区にはこれまで江戸川を横断する橋が近くになく、地元住民が対岸に行く場合は南北に約1キロから1・5キロ離れた別の橋を使わざるを得ませんでした。
新しい橋の完成により東西方向の交通が分散化されることから、市内の交通混雑の緩和や安全性の向上も期待されています。