鴨川市で貴重なサメの解剖が行われ、子どもたちが立ち会いました。
24日、鴨川シーワールドで行われたのは世界でわずか120頭しか水揚げの例がない深海ザメ「メガマウスザメ」の公開解剖です。見学の応募で集まった小中学生49人は「さめ先生」こと仲谷一宏北海道大学名誉教授の説明を聞きながら、肌やエラなどの器官に直接手で触れて、「やわらかい、ザラザラしている」などと声を上げ、目を輝かせていました。解剖の結果、繁殖の解明の重要な手がかりになる世界で初めて卵殻が見つかり、小中学生たちはサメの研究史に残る発見に立ち会う貴重な経験をしました。