エンジンが故障し航行不能となったプレジャーボートの救助に貢献したとして、木更津海上保安署は8日、民間のパトロール艇の乗員に感謝状を贈りました。
木更津海上保安署の小林一也署長から感謝状が贈られたのは民間のパトロール艇「はやぶさ」に乗船する鈴木功一さんと鈴木健太さんの2人です。
木更津海上保安署の要請を受け、2人は3月20日、エンジンの故障で航行不能となり君津市にある製鉄所の波消しブロックに打ち付けられていたプレジャーボートを安全な海域までえい航。
転覆の危機から男性2人の命を救ったということです。
プレジャーボートを救出した 鈴木功一さん
「業務の一環でやったことで特別なことではないが、表彰していただきありがとうございます。(今後も)安全に船が航行できるように作業できるように努めたい」
2人の鈴木さんは民間のパトロール艇「はやぶさ」に乗船し、日本製鉄東日本製鉄所 君津地区周辺の海域で防災や海上パトロールなどに従事しながら日々、海の安全を守っています。