海上での人命救助を迅速、的確に行うために関係機関の連携を強めようと、千葉県警は27日、木更津市で警視庁との合同訓練を行いました
東京湾アクアラインの海ほたるで行われた訓練には、県警の第三機動隊や警視庁機動隊などから約100人が参加しました。
はじめに行われたのは、溺れて海に沈んだ人を捜索する海中捜索訓練で、県警と警視庁、それぞれのスクーバ部隊が海底にもぐり救助活動に取り組みました。続いて大津波で海に流された人を救助する想定で訓練が行われ、酸素ボンベなしで隊員が海に飛び込み救助するなど、実践的な訓練が展開されました。この訓練は津波など海での災害に備えて、警視庁との連携を強化しようと県警の主催で行われました。
県警大和田隊長「普段の訓練に加え、こうした実際の現場を使った訓練が重要と感じた」