東京オリンピックの最終選考となる世界選手権への出場権をかけたサーフィンの大会・「ジャパンオープン」が3日一宮町で開かれ、地元出身の大原洋人選手が優勝を飾りました。
東京オリンピックのサーフィンの競技会場、一宮町・釣ヶ崎海岸で無観客で行われた「第2回ジャパンオープンオブサーフィン」。
この大会は、東京オリンピックの最終選考となる来年の世界選手権への出場権がかかった大事な大会です。
優勝者のみが五輪出場のチャンスが得られるとあり、男女ともに熾烈な戦いが繰り広げられるなか、地元出身の大原洋人選手や稲葉玲王選手は順調に勝ち進みます。
そして迎えた3日の決勝戦。前半、波を待つ大原選手でしたが、終盤にダイナミックで華麗なライディングを決め、見事、優勝。
日本代表の残り1枠の切符を掴み、地元で開催される東京五輪出場へ向けて一歩前進しました。
大原洋人選手
「難しいコンディションではあったが、3日間通してしっかり勝ち上がって、優勝することが出来てよかった。まだまだ世界選手権に出て五輪に出るので道のりは長いが、まず1つひとつこなして、もっともっとスキルアップして頑張っていくので、これからも応援お願いします」
なお、女子の優勝は、ハワイ出身の前田マヒナ選手で、2人は今後、すでに出場が決まっている4人の選手とともにサーフィン日本代表・「波乗りジャパン」として、東京五輪出場をかけて、来年5月にエルサルバドルで開催される世界選手権に挑みます。