船橋の海の汚れについて市民らに知ってもらうとともに、かつての海の賑わいを取り戻そうというイベントが8月24日、船橋市で開かれました。
船橋市の船橋漁港・ボートパークで行われたイベント・「ふなばSEAフェスタ」は船橋青年会議所創立50周年を記念して行われたものです。東京湾沿岸では、酸素不足による水質の悪化によって、毎年青潮が発生し、船橋の漁業は大きな影響を受けています。イベントは、このような問題を市民に知ってもらおうと開催したものです。会場では、海の問題を楽しんで学んでもらおうというパネル展示をはじめ、海面に20メートルのゴザを渡し、その上を走ってタイムを競う競技「GOZA1」が行われました。これはゴザの上を走って海面に波を立たせることで海中に酸素を送ろういうものです。そのほか、漁船の乗船体験や、名産・ホンビノス貝の貝殻をどれだけ積み上げられるかを競う競技などが行われ、来場者は一日船橋の海を楽しんでいました。