皆さん、突然津波警報が発表されたらどういう手段でそれを知りますか?
テレビやラジオ・サイレンなどで知ることはできますが、波や風の音で聞こえづらい海水浴場ではどうでしょうか。
そんな状況でもちゃんと危険が伝わるよう、6月24日から「津波フラッグ」の運用が始まりました。
津波フラッグは長方形で、格子状の赤と白に分かれた形になっています。
これは、「危険に向かっている」という意味の国際信号旗と同じデザインです。
津波フラッグにおいて、縦と横の長さや比率の定義は特にありません。
ですが、気象庁では遠くから見てもパッとわかるように、短い辺を1メートル以上にすることを推奨しています。
そしてライフセーバーや監視員などが掲揚、もしくは大きく振ることで、津波警報などが発表されたことを伝えます。見かけたら速やかに避難するようにしてください。
今年は新型コロナウイルスの影響もあって営業しない海水浴場が多いですが、津波の対策として「津波フラッグ」の存在を覚えておいてくださいね。
チバテレ朝の情報番組「シャキット!」『天気のツボ』 7月 2日放送より
お天気キャスター:佐竹 綾