千葉海上保安部では海の事故を防止しようと、沿岸のパトロールを強化しています。17日、沿岸パトロールを行ったのは館山市の平砂浦海岸などです。
海上保安部の係官らは、海岸で海水浴を楽しんでいる人たちに海での危険を知らせたりして注意を呼び掛けて回りました。千葉県内では10日から12日までの連休中、館山市の沿岸でマリンレジャーに伴う3件の人身事故があり、そのうち2人が亡くなりました。
この夏、関係機関が海や浜での事故防止を呼び掛けてきましたが、この土・日も台風の影響などで波の高い状況が予想されることから、パトロールを強化しているものです。千葉海上保安部では、海でのレジャー客らに「遊泳禁止区域では離岸流の危険があるので絶対泳がない」「睡眠不足や飲酒をして海へ入らない」「保護者は子どもから目を離さない」 などを特に呼び掛けています。