今年5回目の開催が予定されていた「ちばアクアラインマラソン」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、大会の中止が決まりました。
森田知事「今回は中止にする。会長として判断をさせていただきました」
これまで実行委員会は、今年10月、5回目の開催に向けて『ちばアクアラインマラソン2020』の準備を進めてきました。しかし新型コロナウイルスの感染拡大を受け、実行委員会で会長を務める森田健作知事は、「大会の開催には、ランナーの安心安全を確保することはもとより、イベントの中止や沿道応援の自粛などを講じることとなり、大会の持ち味である『千葉の温かいおもてなし』でランナーなどを迎えることが出来なくなる」と委員に向けて説明。知事自身も断腸の思いで中止を決断したと語りました。今回の中止を受けて出席委員からは、次回以降の大会継続を強く臨む意見などが上がり、2年おきに開催されてきた大会が、今後いつどのような形で行われるのか注目されます。
森田知事「まだ(先の)10月じゃないかという話も確かにあります。でも1か月前にやろうと言ってできるものではない。高速道路や車を止めなくてはいけないわけですから」「今のこの状況の中、非常に難しいと。ですから今までの成功をしっかりと私たちは頭に入れて、次のときに、みんなからもっともっと愛されるアクアラインマラソンにしていけば良いのではと思う」
実行委員会終了後、10月18日までをカウントダウンしていたチーバくん型の看板が県庁のロビーから静かに撤去されました。