7月に入り、本格的な海の行楽シーズンを迎える中、千葉市の小学校では5日、子どもたちが海のプロフェッショナルから海の安全について学びました。
千葉市中央区の千葉市立寒川小学校では5日、「海の安全教室」が開かれました。
この教室は海上保安庁千葉海上保安部が2000年から毎年行っているもので、5年生約80人が参加しました。
児童たちは救命胴衣の着け方や海難事故に遭った人へのAEDの使い方を教わったほか、心臓マッサージの方法についてもレクチャーを受けました。
実際に心臓マッサージを行った児童たちは力の強さや姿勢、マッサージを行うペースなどを職員からアドバイスされながら、これから迎える海のシーズンを前に、万が一の対応を学んでいました。
千葉海上保安部航行安全課の市村隆志課長は「海に遊びに行く際には気象状況を確認して無理をしないことや、親御さんは子どもをしっかり見守ること。そして海釣りやボートに乗るときに救命胴衣を着用することが大事」と注意を呼びかけています。