千葉県銚子市にある銚子海洋研究所では、野生のイルカを観察できる「イルカウォッチング」が開催されています。
開催されているツアーは2種類!沖合に行くものと沿岸を巡るものがあります。
豊かな漁場が広がる銚子の沖合に船が出され、野生のイルカを沖合で見ることができる「沖合イルカウォッチング」では、カマイルカ・ハンドウイルカ・スジイルカなどと遭遇することができます。
銚子海洋研究所によりますと、このイルカたちは、出産や子育てのために回遊しにきていて、過去には5000頭ものイルカの群れに出会ったことがあるということです。最近では、1000頭ほどの群れが見られるんだとか!(5月31日まで予定)
特に春によく見られるのは、白と黒のコントラストが特徴の「カマイルカ」。
この時期にだけ銚子沖を訪れて出産や子育てをしていて、親と子のグループを見ることができます。活発な性格で、船に寄ってきたり、ジャンプをしたりしている姿もみられるかも!?
一方、沖合に出るよりお手軽な「沿岸イルカウォッチング」では、まるい頭とつぶらな目がチャームポイントのスナメリ(ネズミイルカ科)を見ることができます(通年実施中)
8~9割と高い確率でイルカに出会えるそうですが、やはり天候などのタイミングによっては遭遇できないことも…。
そんな時は、次回の乗船で使える割引のチケットがもらえます♪
最低出航人数は10名から。新型コロナウイルスの影響で定員が25名(4月時点)となっていますが、ゴールデンウィークには定員の拡大も予定しているそうです。
みなさんも銚子の海で大自然の営みに触れ、イルカたちとの出会いを、ぜひ旅の思い出にしてみてはいかがでしょうか?
※イルカウォッチングに参加するには、事前予約が必要です。
【沖合イルカウォッチング】
期間:~5月31日(火)予定 ※要予約
時間:1日1回 13時出航(定員25名)
※ 小学生未満乗船不可
【沿岸イルカウォッチング】
期間:通年 ※要予約
時間:5月末までは1日1回 10時出航(定員25名)
※ 出航時刻、回数は時期によって変わるので確認ください
※ 3歳未満乗船不可