新型コロナの感染拡大を受け、千葉県は8月2日から、3度目となる緊急事態宣言の対象となりました。
緊急事態宣言に伴い、千葉県館山市や鴨川市では、開設していた海水浴場を閉鎖しています。
中止を決めた海水浴場もあったものの、2年ぶりに開設となった県内の海水浴場。
千葉市の「いなげの浜海水浴場」では、宣言を受け、市は海での遊泳を2日から禁止としました。
一方で、日光浴や波打ち際での水遊びなどは可能となっていることから、若者や家族連れなどが浜辺を訪れていて、思い思いに楽しんでいる様子が見られました。
緊急事態宣言については、さまざまな意見が…。
成田市の20代女性
「やるんだったら短期集中で早く終わらせて欲しい。せっかく夏休みなので、(子どもが)どこにも行けなかったらかわいそうかなとは思う」
千葉市の男子大学生
「(宣言の)実感はちょっとないかなっていう感じ。できるだけ人との距離をとって、自分たちだけで遊ぼうかなという感じ」
千葉市の40代女性
「やっぱりこのひと夏をどう過せば良いのか分からないので、もうちょっと具体的に何かわかるといいかなというのは、子どもを持つ親はきっとみんな思っていると思う」「ちょっと寂しい夏休みになりそう」
また、7月22日から市内4つの海水浴場が開設されていた館山市の「沖ノ島」では、島への立ち入りを禁止するため、駐車場へと続く市道自体を閉鎖するなどの措置がとられました。
晴天も続き、海に行きたい気分になる方も多いかと思いますが、閉鎖となってしまった海水浴場には、ライフセーバーがいません。
県内では、毎年ライフセーバーがいないところでの水難事故が多発している傾向にあるため、“入らない”“近寄らない”など、ひとり一人が注意することが大切です。
なお、緊急事態宣言を巡り、県は、飲食の場面での対策を強化するとし、県内全域の飲食店やカラオケ店などに対し、酒類とカラオケ設備を提供しないよう要請しています。