太平洋に流れ込む千葉県いすみ市の「いすみ川」で6月6日、清掃活動が行われました。
今回、いすみ川でごみ拾いを行ったのは、「いすみパドルクラブ」です。
ハワイ発祥のマリンスポーツ「スタンドアップ パドルボート(通称:SUP)」を使って、ごみを拾う「リバークリーンクルーズ」が行われました。
2016年から行われている、このリバークリーンクルーズですが、今回は、海をきれいにする「CHANGE FOR THE BLUE」の活動も兼ねて開催。
雨が降るなど天気は不安定だったものの、6日は、総勢20人の参加者が集まりました。
生息生物数が“日本2位”と恵まれた、自然を有するいすみ川ですが、 約2時間かけて拾ったごみの中には、ペットボトルやプラスチックトレー、それにビニールなども。
現在は、ごみの流出や環境の変化で、荒れた護岸が問題になっているというこということです。
この「リバークリーンクルーズ」を始めたきっかけを聞きました。
WOW ACTION SPORTS代表取締役 森和仁さん
「テレビでマイクロプラスチックの問題を耳にするようになり、気になっていたが、川にもそれがたくさんあることが分かった。海に流れ出る前に少しづつ取っていけば、海の問題が解決するのではないかと思い、始めた」
「SUPは、子どもから大人まで自然の中で簡単に楽しめるスポーツなので、是非、また皆さん来てください。毎月、リバークリーンクルーズを行っているのでそちらも参加してみてもらえれば」
楽しみながら、川を綺麗にして、ごみが川から海へと流れることを防ぐことが出来るなんて、一石二鳥!
自然や景観を守るために皆さんも、SUPを楽しみながら“ごみ拾い”をしてみては、いかがでしょうか?