地元の漁業について知ろう!7日、勝浦市の児童たちがヒラメの稚魚を海へ放流しました。ヒラメの放流体験に参加したのは勝浦市立興津小学校の全校生徒55人です。勝浦市の基幹産業である栽培漁業を児童たちに知ってもらおうと夷隅地域栽培漁業推進協議会が中心となってヒラメの稚魚約900尾の放流が行われました。
栽培漁業とは、卵から稚魚になるまでの期間を人の手で育て、カニなどの外敵から身を守れる大きさになってから海に放流し、成長したものを漁獲するものです。児童たちは初めての経験に、「かわいい!」「いってらっしゃい」などと声をかけながらヒラメを優しく海に放ち、泳いでいく姿を見守っていました。
参加した児童「力強い感じでずっと生きてほしいなって思った」
「生き物の大切さも知れた」
なお、7日に放った10センチのヒラメの稚魚は1年経つと35センチまで成長するということです。