夏休みを安全に過ごそう!
千葉市で6日、もうすぐ夏休みを迎える小学生向けに「海の安全教室」が開かれました。
千葉港で行われた「海の安全教室」に参加したのは、千葉市立寒川小学校の5年生約80人です。
子どもたちに海で安全に楽しく過ごすための注意点を知ってもらおうと、千葉海上保安部が毎年開催しています。
児童たちは3つのグループに分かれて、AEDや心肺蘇生法を利用した応急処置の方法を練習したり、海水浴の際の注意点や、海の環境はどうやって守るかなどたくさんの知識を学びました。
その後、児童たちは海で溺れたときに着ているだけで6~7割も生存率が上がるという救命胴衣を身に着け、普段海をパトロールしている船、「巡視艇」で40分間の体験航海を行いました。
自分たちが住む千葉市の景色を船から見るのは初めてだという児童がほとんどで、終始興奮気味の様子でした。
児童「いま海がどんな飲み物とかで汚れしまうのかを勉強して楽しかった」
「遭難にあった時や海で事故にあった時はすぐに避難したり、大人の人に知らせたいと思う」
千葉海上保安部航行安全課 守谷研一課長「海の安全運動を通じて、子どもたちにも事故に遭わないように、また、事故に遭ったらどうしたら良いのかなどを学んで帰ってほしい」