深海の中でも特に深い「超深海」に生息する生き物などを紹介する企画展が千葉県勝浦市の博物館で始まりました。
勝浦市の海の博物館で2月22日に始まった企画展『超深海』。
この企画展では、水深6000メートルより深い海=「超深海」の環境や、約50種の生物を標本や写真、それからパネルなどで紹介しています。
こちらは、深海に生息するタコ「ヒゲナガダコ科」の一種。千島海溝の水深約6800メートルで採集されました。
博物館によりますと、「超深海」は高い水圧にさらされるため調査が困難で、これだけの規模の生物標本が展示されるのはとても貴重だということです。
この企画展は、2025年5月11日まで開かれています。
▽県立中央博物館 分館海の博物館ホームページはこちら
https://www.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/
イベント名 | 令和6年度マリンサイエンスギャラリー「超深海」 |
日程 | 2025年2月22日 (土) から2025年5月11日 (日) |
場所 | 千葉県立中央博物館 分館海の博物館(千葉県勝浦市吉尾123) |
協力 | 展示協力(順不同) 東京大学大気海洋研究所 北海道大学 名古屋大学 京都大学 九州大学 熊本大学 国立科学博物館 目黒寄生虫館 海洋開発研究機構 ※本展示は「令和 6 年度 環境省・沖合海底自然環境保全地域調査」の成果を活用しています。 |