旭市の海岸に今年も巨大な砂の彫刻が勢ぞろいします。旭市飯岡海岸の特設会場で1日から砂の彫刻美術展が始まり、約3メートルの巨大な砂の彫刻の制作が着々と進められています。
ことしの美術展のテーマは「繋ぐ」。完成第一号は、サンドアートの世界大会で優勝経験もある保坂俊彦さんの「Connect」です。
飯岡海岸の砂は粒が小さく砂像作りに適しているということで、保坂さんは砂と水だけを材料に眠っている赤ちゃんの表情を繊細に表し、そのスケール感で次世代に繋ぐ命の重さを表現しています。
他の作品は7月15日ごろをめどに完成のピークを迎えるということで、実行委員会は「砂を掘り進んでいくプロセスも見ながら楽しんでほしい」と話しています。美術展は7月28日まで開催されます。