レポート
2022.01.19

化身のタイを供養 船上で海の安全や大漁を祈願

日蓮聖人生誕の地、千葉県鴨川市小湊で1月18日、日蓮聖人の化身とされるタイを供養し、海の安全などを祈願するお祭りが行われました。

 毎年1月18日に開催される小湊妙の浦 弁天祭。2022年は、新型コロナの影響で、練り歩きをやめたり、参加人数を絞ったり、規模を縮小して開催し、僧侶や地域住民ら約20人が参加しました。

「鯛の浦船着き場」で読経を終えた一行は遊覧船に乗りこみ、景勝地・弁天島に向かいます。

 鯛の浦は、日蓮聖人の誕生時に海面に大小の鯛の群れが集まったという伝説の場所で、聖人の化身と言い伝えられているタイを約800年禁漁としたため、天然のマダイが多数生息しています。

 一行は、弁天島付近に到着すると船上でお経を唱え、うちわ太鼓を打ち鳴らしながら海上や家内の安全、それに大漁を祈願しました。

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